編集部まとめ
業界初のガラス振動板にMEMSドライバーを組み合わせた構造は、どのような音質を生み出しているか?
新開発のリキッドシリコンイヤーピースの装着感はどう違うのか?
製品レビュー
業界初のガラス振動板に、MEMSドライバーを組み合わせたクリアサウンド特化型イヤホン
編集部まとめ
業界初のガラス振動板にMEMSドライバーを組み合わせた構造は、どのような音質を生み出しているか?
新開発のリキッドシリコンイヤーピースの装着感はどう違うのか?
結論
3本のレビュー動画を徹底的に分析した結果、下のような結論になりました。
要点
レビュー動画で語られた使用感から、スペックだけでは分からない評価を整理します。
深掘り
各評価軸について、レビュー動画の採点・コメントを比較した特化ページです
動画レビュー
業界初の「ガラス振動板」イヤホンは、設定の”全部乗せ”でどう化けるのか?フラグシップ機との徹底比較で見えた意外な弱点とは。
掃除機の爆音の中でマイクテスト!?最新フラッグシップイヤホン4機種の本当の実力を丸裸にする。
イヤホン・ヘッドホン専門店 eイヤホンは、ケンウッドの最新モデル「グラスコアプロ」を含むフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホン4機種(ソニー WF-1000XM6、ビクターウッドマスター、テクニクス EAH-AZ100)を一斉に比較検証した。カタログスペックをなぞるだけではなく、ガラス振動板とMEMSドライバーによるハイブリッド構造など、GLASS Core Pro側の音作りの要点まで徹底的に掘り下げている。
この動画でしか見られない独自の切り口が、通話品質の検証シーンだ。なんとマイクのテスト中に実際に「掃除機の爆音」を鳴らし、激しい生活騒音の中で各機種のマイクがどう音声を処理するのかをリアルタイムで聞き比べさせてくれる。
音質の比較においても忖度がない。グラスコアプロのガラス振動板とMEMSドライバーが生み出すサウンドを「有線のイヤホンを聴いているかのよう」と絶賛する一方で、初期状態では「とにかく硬くて高域が刺さる」という弱点を率直に指摘している。しかし、この動画の面白いところはここからだ。
検証を進める中で、その「刺さる高域」が専用アプリの”ある機能”を使うことで見事に立体的なサウンドへと化けることを発見している。さらに「最高音質のLDAC接続よりも、あえてAAC接続で特定の高音質化機能を複数掛け合わせた方が音が良い」という、普通に使っていたら気づかないような裏技的セッティングまで導き出した。最後に思わず「グラスコアプロめっちゃくちゃ欲しいですね…高域はたまらないですね」と本音を漏らしてしまったその音の変化は、動画で確かめる価値アリだ。
「ワイヤレスイヤホンでガラスってどうなの?」業界初の新素材がもたらす、際立つ音のキレを木製モデルと徹底比較!
ワタナベカズマサは、業界初となる「ガラス振動板」を搭載した約5万円のケンウッド製フラグシップイヤホン『グラスコアプロ』を実際に装着し、その実力を徹底検証した。単なる新製品レビューにとどまらず、昨年自身が絶賛した同じJVCケンウッド系のVictor木製振動板モデル「ウッドマスター」を比較対象として引っ張り出し、「ガラス」と「木」という対極の素材が音質にどう影響するのかを真剣に聴き比べている。
検証の結果、ジャズやクラシックに合う「温かみ」のウッドマスターに対し、グラスコアプロは「クリアでキレがあるスピード感」が際立っていることを発見する。ワタナベカズマサが「今までいろんなイヤホンで聞いてきましたが、こんなに聞こえ方が違うのかと思うくらい」と語るほど、シンバルやハイハットといった金属音の張りや余韻は、ワイヤレスイヤホンとしてトップクラスの出来栄えらしい。
さらに本チャンネルでは、AI通話ノイズリダクションの性能を確かめるため、わざと大音量でカフェの雑音を流した上で、マイクに直接風を当てるというかなり過酷な通話テストを敢行している。周囲の強烈なノイズをかき消す驚異的なカット性能を見せつける一方で、その強力なノイズ処理がワタナベカズマサの声質に"ある影響"を与えてしまうことが判明する。実際のオンライン会議などで相手にどう聞こえるのか、そのリアルな検証音声はぜひ動画で直接確認してほしい。
共通評価
3人のレビュアーがそれぞれ独立して評価した中で、共通して挙がったポイントを抽出しました。
ワタナベカズマサは高音域の透明感とキレの良さを最大の魅力として挙げており、ガラス振動板とMEMSドライバーの組み合わせによるクリアなサウンドが高く評価されている。eイヤホンも「高域の再生能力は圧倒的にズバ抜けてます」と評価している。
リキッドシリコンイヤーピースの採用により、FUJIYAAVICフジヤエービックは「一般的なシリコンタイプのイヤーピースよりも圧倒的に閉塞感が気になりませんでした」と評価している。ワタナベカズマサも、耳の形に合わせて柔軟に変形し、快適な付け心地だと述べている。
eイヤホンとFUJIYAAVICフジヤエービックはいずれも、ケース込みで最大49時間というバッテリー再生時間の長さを強みとして挙げている。
高音域の主張が強いため、FUJIYAAVICフジヤエービックは中高音域の繊細さを評価しつつ、音源によってはシャリつきが気になると指摘している。eイヤホンも、音が硬く刺さる部分があることを欠点として挙げている。
💡 専用アプリのパーソナライズ機能で刺さりを軽減できる可能性があり、K2テクノロジーを含めた設定次第で音の印象が変わる。
FUJIYAAVICフジヤエービックは、自然な付け心地ゆえに遮音性がそこまで高くなく、ノイズキャンセリング強度も控えめだと指摘している。ワタナベカズマサも、低域のノイズが少し残る感覚があると述べている。
💡 完全な静寂を求める用途には向かない未解決の注意点。
争点
レビュアーによって評価が分かれたポイント。あなたの使い方次第で答えが変わります。
評価する声
ワタナベカズマサ
「10段階でいうと9.2ぐらいかなという印象ですね」
気になる声
FUJIYAAVICフジヤエービック
「ノイズキャンセリングの強度も控えめです」
日常的な騒音低減として十分と感じるか、強い遮音性を求めるかで評価が分かれる
評価する声
ワタナベカズマサ
「高音域の透明感とキレの良さ」
気になる声
イヤホン・ヘッドホン専門店 eイヤホン
「刺さる高域」
クリアでキレのある高音を魅力と見るか、硬さや刺さりが気になるかで評価が分かれる。気になる人はパーソナライズ機能を使う前提で試聴したい。
比較候補
レビュアーたちが動画内で言及した代替品との違いをまとめました。
GLASS Core Proがクリアでキレのあるサウンドであるのに対し、WOOD MASTERは木製振動板による温かみのあるまろやかなサウンドである
MEMSドライバーやK2テクノロジーは非搭載だが、高音域の刺さりが抑えられたマイルドなサウンドで価格が安い
発見メモ
スペック表には載りにくい、動画内の具体的な発見を 9件 ピックアップしました。まず設定、注意環境、比較の観点で読み筋をつかんでから、横に送ってカード単位で確認できます。
K2、パーソナライズ、接続方式など、設定次第で印象が変わる発見を先に確認します。
ノイキャン、空間オーディオ、刺さりや誤作動など、使う環境で判断が変わる点を確認します。
ガラス振動板やイヤーピースなど、他機種と比べるときの材料になる発見を確認します。
グラスコアプロの高域の刺さりは、パーソナライズ機能を適用することを前提(ありき)でチューニングされている可能性が高いという推測。
Android端末において、最高音質のLDACで接続するよりも、AAC接続にしてK2テクノロジーとパーソナライズの両方をオンにした方が音質が良いという独自の発見。
素の状態では高音のシャリつきが目立つが、K2テクノロジーとパーソナライズ機能の両方をONにすることで空気感が激変し、シャリつきが消えて美しいバランスになる
スマホと切断してノイキャンだけを利用する「耳栓モード」の実用性を高く評価している点。
ガラス振動板の特性(音の伝播速度、高強度、高い内部損失)が、いかにして音のキレやピュアさに繋がっているかの詳細なメカニズム解説
リキッドシリコンイヤーピースの採用が、単なる装着感の良さにとどまらず、音抜けの減少やノイズキャンセリング効果の向上に直結している点
リキッドシリコンイヤーピースの完成度が非常に高く、他の有線イヤホン用に単品販売してほしいと絶賛している。
ドルビーアトモスなどの空間オーディオ音源に対して、イヤホンの空間オーディオ機能を重ね掛けすると「わざとらしい」過剰な効果になると指摘している。
昨今の完全ワイヤレスイヤホンで主流のタッチセンサーではなく、あえて物理ボタンを採用している点を「誤作動が少なく安心感がある」と高く評価している。
スペック
| 基本仕様 | カナル型 |
|---|---|
| 接続タイプ | 完全ワイヤレス(左右分離型) |
| 構造 | 密閉型(クローズド) |
| 駆動方式 | MEMSドライバー |
| 本体操作スイッチ | タッチセンサー |
| ドライバサイズ | 10 mm |
| 充電端子 | 充電ケース:USB/Qi(ワイヤレス充電器別売) |
| ワイヤレス機能 | Bluetooth |
| Bluetoothバージョン | Ver.6.0/Class1 |
| 連続再生時間 | 最大14.5時間 |
| 充電時間 | イヤホン:約1.5時間 / 充電ケース:約2.5時間 |
| 対応コーデック | SBC / AAC / LDAC |
| マルチペアリング対応 | ○ |
| マルチポイント対応 | ○ |
| ノイズキャンセリング | ○ |
| ハイレゾ | ○ |
| マイク | ○ |
| 外音取り込み | ○ |
| 音質調整 | ○ |
| 自動電源ON機能 | ○ |
| 自動電源OFF機能 | ○ |
| 防水・防塵性能 | IPX4 |
| リモコン | ○ |
| AIアシスタント呼び出し機能 | ○ |
| カラー | ブラック系 |
| 重量 | 6.7 g |
価格チェック
💰 動画公開時点において約5万円という価格設定は強気だが、業界初のガラス振動板とMEMSドライバーによる高域再生、K2/パーソナライズ設定まで試す前提なら、この価格でも買ってよい人はいる。一方で、強いノイズキャンセリングや太い低音、価格対性能を最優先する人は、値下げや比較候補を待つほうが判断しやすい。
FUJIYAAVICフジヤエービックは、ケンウッド80周年を記念する新製品「グラスコアプロ」と「グラスコア」、そして同じJVCケンウッド系のVictor「ウッドマスター」を用意し、徹底的な聞き比べ検証を行った。業界初のガラス振動板にMEMSドライバーを組み合わせた注目機だが、本チャンネルでは単なるスペック紹介にとどまらず、K2テクノロジーやパーソナライズ機能を「オン・オフ」で細かく切り替えながら、実際の楽曲で音質がどう変化するかをリアルに追及している。
特に興味深いのは、中高音域が多く刺さりやすい特定の楽曲を用いた検証プロセスだ。何も設定していない初期状態のSBC接続では「音のシャリつきがかなり際立ち、聞いていると疲れてしまう」ほどの鋭さがあった音が、パーソナライズ機能と独自のK2テクノロジーをオンにする「全部乗せ設定」に切り替えた瞬間、空気感が劇的に変化する。今まで気になっていた高音域のシャリつきが嘘のように消え、透明感のある整ったサウンドへと変貌する様子は、レビューを通して一緒に音の進化を体感しているような面白さがある。
さらに、フラグシップ機「ウッドマスター」との比較検証では、両者の音の鳴り方やサウンドステージが全くの「正反対」であることを明確に浮き彫りにしている。ウッドマスターの重く太いサウンドに対し、グラスコアプロは繊細で目の前で歌っているかのようなボーカル表現が魅力的だ。ただ、その圧倒的に快適な着け心地をもたらす「リキッドシリコンイヤーピース」と引き換えに、ある環境下ではノイズキャンセリングや遮音性の弱さが露呈してしまう。この弱点が地下鉄の走行音などでどう影響するのか、そして高音域の鋭さが合わない人に向けた「もう一つの意外な選択肢」の提案は、実際の音の傾向と合わせて動画内で確認するのが一番早い。