編集部まとめ
PX8 S2の音質は、どのようなジャンルの楽曲に向いているのか?
ナッパレザーやアルミを使用したデザインは、着用時にどのような印象を与えるのか?
製品レビュー
圧倒的な音質と高級感で所有欲を満たす、ワイヤレスヘッドホンの最高峰
編集部まとめ
PX8 S2の音質は、どのようなジャンルの楽曲に向いているのか?
ナッパレザーやアルミを使用したデザインは、着用時にどのような印象を与えるのか?
結論
4本のレビュー動画を徹底的に分析した結果、下のような結論になりました。
要点
レビュー動画で語られた使用感から、スペックだけでは分からない評価を整理します。
深掘り
各評価軸について、レビュー動画の採点・コメントを比較した特化ページです
動画レビュー
スーツに合う唯一のヘッドホン?それともスウェットでパン屋に行くための極上品?
13万円の超高級ヘッドホンは、旧モデルや半額の弟分と比べて本当に音質に差があるのか?
ワタナベカズマサは、Bowers & Wilkinsの最新フラッグシップヘッドホン「PX-8 S2」を、旧モデルの「PX-8」および下位モデルの「PX-7 S3」と横並びにして徹底的な比較検証をした。この動画の最大の目玉は、3機種すべてを同じ条件・同じ音源で収録した「バーチャル視聴」を用意し、周波数特性のグラフまで視覚化して音の違いを浮き彫りにしたことだ。
検証の結果、これまで圧倒的だと感じていた前作PX-8でさえ、新作と聴き比べると「少し音がこもって聞こえてしまう」という驚きの事実が判明する。全音域で最もバランスが取れ、特に高音域のシャリ付きが完全に消えたというその「極上サウンド」の違いは、動画内の聴き比べパートで実際の音を聞いて判断してほしい。
さらに、ワタナベカズマサは通話マイクのテストでも容赦がない。大音量の街中ノイズを流すだけでなく、ヘッドホンに直接「強風」を当てて品質を検証している。その過酷な環境下で明らかになったノイズキャンセリングの弱点とは何なのか。また、AndroidユーザーだけでなくiPhoneユーザーでも最高の音質を引き出せる接続の裏技についても解説しており、約13万円という価格に見合う価値があるのかどうかをシビアにジャッジしている。
10万円超えの最高級ワイヤレスヘッドホンは本当に「買い」なのか?前作を2年以上愛用したガチ勢が、その進化の真価を試す。
ららまろちゃんねるは、10万円を超えるBowers & Wilkinsの新作ワイヤレスヘッドホン「Px8 S2」の本当の実力を測るため、前作「Px8」や下位モデル「Px7 S3」との徹底的な比較検証を行った。単にワイヤレスでの音質を褒めるだけでなく、iPhone 15 ProへのUSB DAC有線接続や、あえて激しい騒音を流した状態でのリアルなマイク通話テストまで実行している。
この動画で特に必見なのが、車の通りが多い道路沿いの騒音をあえてスピーカーから流して行ったマイク音質の比較テストだ。動画内では旧モデルのPx8、新作のPx8 S2、そしてPx7 S3の音声を立て続けに切り替えており、マイク性能がどう進化したのかを実際の音声で克明に記録している。カタログスペックの羅列では絶対にわからない通話ノイズ除去のリアルな差は、実際に動画内の音声を聞き比べるのが一番早い。
さらに本チャンネルでは、ロックやEDMなどジャンルによって低音が重すぎたり軽すぎたりするワイヤレス特有の弱点を、このヘッドホンがどう克服しているかを検証。ベースの弾き方が指かピックかまで判別できるという驚異の解像度を解説し、思わず「もうねワイヤレスヘッドホンの最終地点ですよね」という最大級の賛辞を送っている。しかし一方で、外音取り込みからノイズキャンセリングへ切り替える際の「ある独特な仕様」については妥協なく指摘しており、その操作性が実際の使い勝手にどう影響するかは動画で確かめてほしい。
最高級ワイヤレスヘッドホンなのに「有線・ノイキャンOFF」で使いたくなる矛盾、その理由とは?
カジェログ(かじかじ)|元イヤホン専門店スタッフは、市場想定価格12万9800円という超高級機「Bowers & Wilkins PX8 S2」を、前作のPX8や下位モデルのPX7 S3と徹底比較する検証を行った。単なる音質の感想にとどまらず、新旧モデルをカメラの前で次々と装着し直し、ハウジングが薄くなったことによる「装着時の飛び出し感の減少」を視覚的に分かりやすく証明している。
本動画でしか見られない独自の切り口として、前作PX8の弱点であった「耳の下に隙間が空いて低音が逃げる問題」へのマニアックな言及がある。カジェログ(かじかじ)|元イヤホン専門店スタッフは、PX8 S2がこの隙間をいかにピタッと埋め、それがノイズキャンセリングや低音の迫力にどう直結しているのかを、リアルな体感レベルで力説している。また、ヘッドホンを首にかけた際のデザイン性の高さを「死後的IT戦士になったような感じ」と独特な言葉で表現するお茶目なシーンも必見だ。
検証を通じた最大の発見は、USB接続時の驚異的なサウンドポテンシャルにある。解像度が明瞭になりすぎるあまり、「ワイヤレスヘッドホンなのにBluetooth接続に戻れなくなる」という罠に自らハマっていく様子が面白い。極めつけは、最高の音質を追求するあまり「ノイズキャンセリング対応のワイヤレス機なのに、有線でつないでノイキャンをOFFにして使う」という本末転倒な使い方に行き着いてしまうことだ。そこまでして聴きたくなる13万円の「極上サウンド」の正体や、前作で不便だったマルチポイント接続がどう劇的に改善されたのかは、実際の動画で確認してほしい。
共通評価
4人のレビュアーがそれぞれ独立して評価した中で、共通して挙がったポイントを抽出しました。
全帯域において高品質なサウンドが評価されています。ワタナベカズマサは高音域について刺さりがっていうところが、もう完全にないと語り、イヤホン・ヘッドホン専門店 eイヤホンは「音量を上げた時にどっかが出っ張るってことがなくて全部が上がってくる」と究極のバランスを高く評価しています。
ナッパレザーやアルミを使用した質感が好評です。イヤホン・ヘッドホン専門店 eイヤホンは「最もスーツに合うヘッドホン」と評価し、ららまろちゃんねるもハウジングが薄くなったことで装着時のシルエットが美しくスマートであると語っています。
有線でのUSB接続による音質向上が際立っています。カジェログは音の雑味が消えて情報量の多い音を楽しめると述べ、ららまろちゃんねるもワイヤレスに戻れなくなると高く評価しています。
aptX Losslessには対応していますが、LDACには非対応です。ワタナベカズマサはLDAC対応してほしいと求める人は多いと思うと指摘しています。
💡 aptX Lossless対応のAndroid端末を持っていない場合は、USB有線接続による高音質化を代替手段として検討する必要があります。
密閉感が高まった一方で、装着時の圧迫感を指摘する声があります。カジェログはヘッドパッドのクッションが厚くなり、1時間くらいで頭頂部にズーンとした痛みが発生しやすくなったと述べています。
💡 側圧の強さや頭頂部への負担は避けられないため、長時間の連続使用が前提の読者にとっては未解決の懸念点となります。
本体ボタンでの操作仕様に不便さがあります。ららまろちゃんねるは外音取り込み機能からノイキャンに切り替えるときに必ずオフを経由してからノイズキャンセリングにしなくてはいけませんと指摘しています。
💡 アプリでのカスタマイズ性が低く、ボタン操作時のオフ経由は省略できない仕様として残っています。
争点
レビュアーによって評価が分かれたポイント。あなたの使い方次第で答えが変わります。
評価する声
ワタナベカズマサ
「「非常に自然にですね、自分の声とか環境とか入ってきますので、日常的にね、ながら劇じゃないですけどね、BGM的に音楽を聴くっていう使い方も、全然ありかなと思います。ヘッドホンをつけた状態で、会話とかもできると思います。」」
気になる声
カジェログ(かじかじ)|元イヤホン専門店スタッフ
「ただね一番音質にこだわるんだったらノイズキャンセリングオフがいいです」
圧力分散や包み込むような装着感を評価する声がある一方で、側圧や首掛け時の窮屈さを気にする声もあります。頭のサイズや首掛けの使い方で評価が分かれるポイントです。
比較候補
レビュアーたちが動画内で言及した代替品との違いをまとめました。
ターゲット製品より価格が抑えられており、デザインの素材感や音質の情報量では一歩譲るものの、同等の機能性を持っています。
ターゲット製品と同じ素材を使用していますが、ターゲット製品はaptX Lossless対応や音のクリアさ、マルチポイントの接続挙動が改善されています。
発見メモ
スペック表には載りにくい、動画内の具体的な発見を 8件 ピックアップしました。まず設定、注意環境、比較の観点で読み筋をつかんでから、横に送ってカード単位で確認できます。
K2、パーソナライズ、接続方式など、設定次第で印象が変わる発見を先に確認します。
ノイキャン、空間オーディオ、刺さりや誤作動など、使う環境で判断が変わる点を確認します。
ガラス振動板やイヤーピースなど、他機種と比べるときの材料になる発見を確認します。
究極にバランスが良いことで、音量を上げ下げしても特定の帯域が出っ張らず全体が均等に上下する
低音の力強さと引き締まり具合を「強いけど細マッチョ」と独特な言葉で表現している
各帯域の音がバラバラにならず一つの音楽としてまとまる良さを「ラーメンの一杯」に例えて解説している
aptX Lossless対応スマホが限られる欠点を補うため、USB-C有線接続を行えばiPhoneでも超高音質の極上サウンドを楽しめるという運用方法の提案。
外音取り込み機能からノイズキャンセリングへの切り替え時に直接切り替えができず、必ず「オフ」を経由しなければならない仕様が不便であるという独自の指摘。
公式の説明資料には記載がない、放置で自動電源オフ、装着で自動電源オンになる機能の発見
音質が高すぎるあまり、ワイヤレスかつノイキャン搭載機なのに「有線接続・ノイキャンオフ」で使いたくなり、自ら利便性を削いでしまうというジレンマ
USBオーディオ接続時の音質が極めて高く、ワイヤレスに戻れなくなるほどの魅力があるという強い実体験からの評価
スペック
| 基本仕様 | ヘッドホン |
|---|---|
| 接続タイプ | ワイヤレス・有線(ワイヤード) |
| 装着方式 | オーバーヘッド |
| 駆動方式 | ダイナミック型 |
| プラグ形状 | ミニプラグ/USB Type-C |
| 本体操作スイッチ | ボタン |
| ドライバサイズ | 40 mm |
| コード長 | 1.2 m |
| 充電端子 | USB Type-C |
| ワイヤレス機能 | Bluetooth |
| Bluetoothバージョン | Ver.5.3 |
| 連続再生時間 | 30時間(ノイズキャンセリング・オン) |
| 対応コーデック | SBC / AAC / aptX / aptX HD / aptX Adaptive / aptX Lossless |
| マルチポイント対応 | ○ |
| ノイズキャンセリング | ○ |
| ハイレゾ | ○ |
| マイク | ○ |
| 外音取り込み | ○ |
| 音質調整 | ○ |
| リモコン | ○ |
| 折りたたみ | ○ |
| AIアシスタント呼び出し機能 | ○ |
| カラー | オニキス・ブラック / ミッドナイト・ブルー / ウォーム・ストーン / パール・ブルー / |
| 重量 | 310 g |
価格チェック
💰 動画公開時点で約13万円と非常に高価ですが、ワイヤレス最高峰のバランスの取れた音質と、所有欲を満たす上質なデザイン性を考慮すれば、音と見た目に一切の妥協を許さない読者にとってはその価格に見合う価値があります。
イヤホン・ヘッドホン専門店 eイヤホンは、あえて事前に情報を一切遮断したゲストを招き、Bowers & Wilkinsのワイヤレスヘッドホン「PX-7 S3」と「PX-8 S2」のリアルなファーストインプレッション検証を行った。全カラーバリエーションをズラリと並べ、ネットの画像では絶対に伝わらないレザーや金属の質感を徹底的に比較。ガジェット感よりも万年筆などの「道具」や「家具」に近いと評されるそのデザインは、手で触った時よりも実際に頭に乗せた時に「俺は今良いものを乗せた」という強烈な高級感をもたらすことを発見している。
本チャンネルでは、このヘッドホンの音作りを「化学調味料を使っていない、素材の旨味がわかる極上のラーメン」という独特な表現で解説している。一つ一つの音がつまびらかに聞こえる分析的なモニターライクさがありつつも、音楽としての一体感を決して失わない絶妙なサウンドを、ゲストは「強いけど細マッチョ」と表現。さらに、音量を上げても下げても全体のバランスが崩れず、全音域が迫ってくるというワイヤレスヘッドホンとしての理想的な挙動についても深く掘り下げている。
動画の終盤、イヤホン・ヘッドホン専門店 eイヤホンとゲストが導き出した「この高級ヘッドホンをどう使うのが一番かっこいいか」という結論が非常にユニークだ。「スウェット上下で近所のパン屋さんにパン買いに来ましたって時にポンと頭に乗せちゃいましたっていうのがかっこいい」という日常使いの提案は、B&Wというブランドの懐の深さを物語っている。果たして本チャンネルが「スーツに合わせられる唯一のヘッドホン」とまで絶賛した特別なカラーバリエーションはどれなのか、その答えは実際の映像で確かめてほしい。